<< 予備校講師の組合作りの効果 | main | 女性の自立と少子化 >>

東筑高校と明善高校の違い

- 2017.08.09 Wednesday msophia

福岡県代表東筑高校は残念ながら初戦敗退の結果だったが、あの進学校が甲子園に出場したこと自体が称賛すべきことである。公立高校なぞは恵まれた球場もないし、他の部と共用しつつ練習をしなくてはいけない。県大会の決勝で私立の福大大濠高校に東筑が勝ったに喝采をした人も多かっただろう。ヤクザ映画で名を馳せた高倉健もこの学校のOBである。八幡といえば気性の荒い男衆がいたところで、あか抜けた元城下町の小倉とは違った町の雰囲気が今も残る。北九州市は元来八幡、戸畑、若松、小倉、門司といった市が合併してできたのだが、小倉を除けば工場や、他の市は海浜での労働従事者や工場労働者が多く、がらも悪かった。
八幡製鉄所の煙突から吐き出される煙の色はまさに戦後日本の躍進の象徴だった。高倉健さんによると、子供時代には彼の家の周辺では毎朝人間の死体が転がっていたほどのあれすさんだ町だったらしい。炭鉱で労働者が争議を引き起こすと、労務管理の社員にドスを突き付けたり、机にドスを突き立てたりされてお脅されたらしい。私の親戚の伯父の一人が九州帝大の地質学科出身で日鉄鉱業の傘下にあった筑豊炭田で労務管理役として勤務していたが、労働争議が起こると会社に出勤する際は護身用にドスを持参していたと言っていた。それほど気性が荒いのがたくさんいるのが北九州市である。
北九州の公立高校は小倉と東筑が横綱格の学校である。スポーツも強いし、進学実績も立派な学校である。小倉も野球では県大会に出場したし、玉竜旗では5回戦まで勝ち残っていた。北九州の人達は喧嘩も強いだろうが、お行儀も非常に良い。高校の生徒達の躾が非常に宜しい。それだけに一糸乱れぬ団体行動がを見事にやってのける。任侠道が町にいきわたる下地が昔からあったのだろう。北九州は福岡南部とは文化が全く異なる地域である。
わが母校の明善高校は今年はスポーツはさっぱりだった。玉竜旗は初戦に勝てば3回、4回と勝てたかもしれなかったが、初戦で敗退。がっくりきてしまった。昨年は5回戦まで残って健闘しただけに残念だった。野球も初戦敗退。柔道も初戦敗退。明善校はすっかり存在感がなくなってしまった。これだけ弱いとなると「お遊戯会」と揶揄されてもしかたない有様だ。
明善校は進学実績は結構いいから、東筑にも引けはとらない。それだけにスポーツでもっといい成績をあげてもらいたいものだ。明善校はグランドを2面持っているだけに環境は東筑よりもいいはず。やはり優れた選手が来ないといけないのかと思う。
  • Yahoo!ブックマーク
- | -




qrcode