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影響力がなくなった新聞

政治 2014.07.02 Wednesday msophia

日本の自衛隊も遂に正式な軍隊扱いになりそうだ、ただ海外派遣が合憲か否かというレベルでのみの議論という限り

においてという点が、戦争アレルギーの強い一部の国民の気持ちを慮ったということか。自民党は無理な解釈を重ね

てどこまで憲法を飾り物とするつもりか、私も分らない。情況次第というのが本音だろう。

今回の憲法ないがしろ運動でさっぱり盛り上がらないのがマスコミ、特に新聞の影響力がない。こういう私も実を言

うと全く関連記事を見る気がしなかったからだ。前回の衆議院選挙でのマスコミ主導により、国民を巧妙に政権奪還

手を貸させた大手新聞は、あれ以来信用がなくなり、世論形成の力が失せたということだろう。

本来はそれでは困るが、新聞はしばらくの間は世論を引っ張る位置には戻れないだろう。こうなると、権力者の暴走

を止めるものがいなくなると、新聞は叫ぶだろうが、今ではいろんな人が、いろんな場所で、多様な媒体を通して意

見が言える時代だから、新聞の価値は下がる一方だろう。

経済記事を読んでも新聞の記事は全く魅力がない。私が新聞でまず最初に目を通すのは4コマ漫画。特に、読売のコ

ボチャンが好きである。政治欄は一番最後である。「そういう国民が権力者の暴走をいつのまにか許してしまうので

す」と声高に言われても、凡人にはピンとこない。

中国みたいな乱暴狼藉を平気でやる国がいると、平和憲法の維持も口で言うほど簡単ではないと、国民の多数が痛感

しているというのが、本当のところだろう。アメリカだけに戦争遂行を委託して、日本国民はまるで戦争など自分達

には無関係で、自分達に降りかかることもないと宗教の如く信じていた時代はとっくに、国民の心の中では過去のも

になっていたのだろう。次の記事を見ると、中国の警戒ぶりが窺える。

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【北京時事】2日付の中国共産党機関紙・人民日報は、安倍政権が集団的自衛権行使容認のための憲法解釈変更を決

めたことについて論評を掲載し「一つの危険な信号であり、一つの警鐘でもある」と指摘した。また「日本政府が戦

後体制の突破に向け、実質的な一歩を踏み出すものだ」と警戒感をあらわにした。さらに「日本の未来、アジア安全

保障情勢、戦後国際秩序の在り方に関係する重大かつ敏感な事件だ」と強くけん制した。

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中国共産党・政府には、日本の平和憲法が揺らぐことに警戒が強いと言う。日本では改憲は一貫して『不可能な常

識』と認識されてきたが(集団的自衛権の行使容認で)戦後堅守してきた『専守防衛』の安全保障政策を放棄した

と言いたいのであろう。さらに中国側は、安倍政権が「中国脅威論」を強調し、集団的自衛権行使容認に向けた動

きを加速させたと見て不満を強めている。

自民党政権が続くとすれば、次は憲法改正が俎上に上がるのは時間の問題だろう。自民党内のハト派の重鎮が力を失

っているだけに、今の政府はしたいことをかなり仕上げにかかると思われる。新聞も早く影響力回復の努力をしない

と、読み手は激減するだろう。

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