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垣間見える政治の闇

政治 2012.10.06 Saturday msophia

 以下に掲載した記事は森元首相が告白「伸晃氏支援は石原知事との約束」
配信元:産経新聞「単刀直入」2012/10/01 09:42 からの引用である。


3年ぶりの自民党総裁選が終わったね。安倍晋三さん、石破茂さん、町村信孝さん、石原伸晃さん、林芳正さんの5人が立候補して乱戦なんて騒がれたけど、とてもすばらしかった。民主党の代表選とは段違いだ。しかし、勝負の結果は早くからかなり読めていたよ。

 石破さんの地方票が非常に強くて、1回目の投票でぶっちぎりで1位になる。だが、誰も1回目で過半数は取れなくて、国会議員だけで行われる決選投票で2位の候補が逆転するだろうということは誰もが思っていた。問題はそれが安倍さんなのか、石原さんなのか−。そこはなかなか分かりにくいところだったけどね。

 ■報恩忘れた谷垣氏

 だから最終盤の2位争いは熾烈だったでしょ。最後はね、石原さんの方は地方票が取れなかった。「選挙の原点を教えられた思いだ」と、僕は若い諸君に言っているんだけど、やはり安倍さんと石破さんは地方の遊説にものすごい力をかけた。石原さんは党の幹事長だから身軽にやれなかった。そこは気の毒な面もあったと思うよ。

 今回の総裁選では、かつて私が所属していた町村派で、安倍さんと町村さんの調整みたいなこともやらされたけど、もう町村派の人間じゃないからね。僕は初めから石原さんをやらなきゃならない約束があったんだよ。

去年3月に石原さんのお父さん(慎太郎東京都知事)と約束をした。だからどうしても石原さんの応援をせざるを得なかった。

 都知事選告示直前に慎太郎さんが出馬しないという。自民党としては引き続きやってほしいが意志が固い。このままでは党執行部の責任問題にもなりかねない。当時の谷垣禎一総裁が大島理森副総裁に交渉をさせたが全く相手にされず、両氏から依頼を受けた私が息子の伸晃氏と2人で慎太郎さんに思いとどまるように説得した。

 「ここで都知事を降りたら党幹事長でもある伸晃君のためにならない。彼の首相の芽はなくなるよ」と僕は言ったんだ。夜中までかかったが、結果として引き続きやるということになった。そのときに都知事は「必ず息子を頼むよ」と。これは党としての約束なんだ。だから総裁選で私には石原さん以外の選択はなかった。本当は谷垣、大島両氏も石原君を応援する先頭に立つべきだったんだよ。

 ■安倍さん立派、幹事長は…

 別に私があっちこっちを引っぱがすみたいなことをしたわけではない。当選できなかったのは残念だけど、1回目の国会議員票でトップを取ったんだから幹事長としてのメンツは保たれたと思うよ。

 新総裁に就任した安倍さんは立派な戦いぶりだった。これからは日本のため、自民党のためがんばってもらいたい。まず取り組むべきは、国民生活に影響が大きい特例公債法案やデフレ・経済対策を次の臨時国会でやれるかどうかだ。それにはどこかで妥協せざるを得ない。みんな遠い将来の話ばかり言いたがるけど、そこをクリアしないと総裁選の街頭演説で安倍さんが言った政策だって実現できなくなるんじゃないの。

 そう考えると、幹事長に起用した石破さんにそれができるのかということだよ。自民党の幹事長になったのならなぜ党を出たのか、そしていくつもの党を渡り歩きわが党に帰ってきたのか説明する責任がある。派閥も結構利用していた。その始末もついていない。履歴はついて回るものだ。明快な説明を期待したい。

 自民党の新執行部に問われているのは、「決められない政治」からの脱却だ。実を言うと乱闘国会ばかりやっていたイデオロギー対決時代の国会の方が案外ものが決まったんだよ。イデオロギーでの反対だから、相手の顔が立つように十分に議論して、当然物理的抵抗があっても最後は強行採決すればよかった。

 ところが今のようにイデオロギー抜きになると、対立がおのずと条件闘争になる。お互いが条件を少しでも有利にしようとがんばるからいつまでも物事が決まらない。

 ■同日選で決着を

 だけど、いくら意地悪をしようとしても、いつまでも特例公債法案を人質にとっておくことはできないよ。それより安倍さんは野田佳彦首相との党首会談で「1年先までにこれとこれをやっていくんだ」と腹を割ってテーマの切り分けをすることだ。それが真のリーダーの姿というものじゃないのかな。

 社会保障・税一体改革でその入り口はできたのだから、まずは民主、自民、公明3党でこの改革の中身をちゃんと詰めてもらいたい。そこを壊すようだと議会人の資格はない。衆院の選挙制度改革も各党が合意できる中選挙区制でやると決めれば来年7月に間に合う。それで衆参のダブル選挙にすればいい。それなら経費も安くて済むし、ねじれも一気に解消して一石二鳥でしょ。

 参院での首相問責決議は前の通常国会で出たんだから、新しい臨時国会が始まればクリアしたということでいいんじゃない? 引きずらず、臨時国会で正々堂々論戦することですよ。それこそノーサイド。野田さんも安倍さんも口ばかりで本当のノーサイドを分かっておられない。たまにはラグビーを観戦してほしいね。激しい戦いの後、相手をたたえるのがノーサイドだ。それを理解しない者が勝手に使うなと言いたい。(赤地真志帆)

「私のコメント」
産経新聞は物議をしばしばかもしたことがある記事を掲載することで、名前を馳せる新聞社である。
朝日、毎日、読売と違いどんなに頑張っても売り上げでは、三大新聞ではダントツのビリを走る毎日には追いつけない新聞。産経新聞は人口100人当たりの発行部数が1.24部数。三大新聞でビリを走る毎日新聞の人口100人当たりの発行部数は2.74部数。この統計数値は2年前のものだから信用度が低いことは、予めおことわりしておく。

総発行部数では三大新聞には勝てないだけに、スクープを狙いすぎて時には勇み足的な記事を書き、物議をかもすことが多い。
しかし、真の記者魂をもつ記者がいるのも産経新聞であろうと、私は確信している。

ここに挙げた記事は政治の闇を森元首相に語らせた大スクープだと、私は確信する。

森元首相は愚息のことで随分と悩まされ、ついには政界引退を決意した方である。

小泉下自民党首相と力を合わせ自民党派閥政治を押さえ込もうとした人物。本来は小泉、安部、森は同じ派閥に所属していたし、不運にも健康上の理由で首相の座から降りた安部元首相の後を受けて首相となっていた森さんが、今回の自民党総裁選で安部でなくて、石原を応援せざるをえなかった心情を吐露した、大スクープ記事だと私は思う。
是非とも皆さんにも読んでいただきたいものである。

今日はこの記事に関しての私のコメントは差し控えておおきます。
よく読んで、ご自分で記事にたいする判断をしてもらいたい。
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