顎を引いて、背筋をのばして、歩こう。

社会一般 2015.07.25 Saturday msophia

しばらくぶりのブログです。最近ブログを書く時間が見つけられなくて書くこともできずにいました。経済ではギリシャのどたばたした騒ぎもようやく収まったかとおもえば、次は中国の株バブルの崩壊危機。管制相場で今は収まっていますが、また火がつく可能性があります。日本では憲法9条問題が大きいですね。マスコミの毎日の記事掲載によって、やっと一部の国民が護憲運動を展開しそうです。安倍首相も少し慌て始めたようです。世界でglobalozation
が進む中、人種問題、国家間の貧富の差、宗教と政治、アラブ社会と西洋社会の争い等、ネタは尽きることがありません。いつになったら静かな時代がくるのでしょうか。この様子ではいつまでも人間同士の争いが絶えないと思えるほどの希望と展望が持てない時代です。
あのイスラエルの記事がさっぱり掲載されなくなりましたが、イスラエルが占拠している地域では何も起こっていないのでしょうか?いや、そういうことはありません。今現在もイスラエルから迫害され、祖国を失った人たちは戦っているのです。ただ、現在ではマスコミがその地域の記事を売れ筋と見ないから、新聞に掲載しないだけです。イスラム国も以前ような大きな扱いがなくなりました。すると、私たちは「情勢が収まった」と思い違いをします。ギリシャは借金返済ができないが、なんとかして生き延びるでしょうけれど、その仔細はマスコミでは伝わりません。マスコミによると、ラテン系の国とドイツを中心とした北ヨーロッパ系の力比べみたいなものだろうと言い方をしていますが、真相は不明です。
私が先日温泉でくつろいでいたときの話しですが、お隣に2人の女性客が朝食を頂いていたんです。ニュースでギリシャ問題が放映されていましたら、お二人とも「ギリシャはわからへんね」と一言ですまされました。実は私もわかりません。随分と記事やニュースをみましたが、本質的な問題をつく記事は一つもありませんでした。人口2千万しかいない、観光産業が主力で、公務員が国民の1割を占め、年金受給の年齢が65歳でなくて、50歳代でもらえる,,,,,,,,
すべてが関連していない記事が断片的に入るだけですから、真実はわかりません。
私の娘と妻が5年前にギリシシャへ旅行したのですが、その当時すでにギリシャ財政破綻の危惧はいわれていたのです。しかし2人はあまりそういうことには関心がなかった?のかな。エーゲ海の美しさが最もimpressive だったようです。ただ、公務員が国民の1割ではなくて、一般のガソリンスタンドの従業員までもが公務員だと言っていたそうです。おそらく長く続いた軍事政権下で国民をたぶらかす、飴ばかりしゃぶらせる政治がおこなわれていたのでしょう。ソビエト崩壊の原因と類似しています。大昔ではギリシャは民主主義国家の先駆けでしたが、近代にいたっては全くまともな法治国家となりえていなかったのです。したがって、賄賂、脱税、情実による公務員への就職、早期年金支払い、掛け金が不足しても出鱈目な財政支出を続け、あげくはオリンピックの開催。これがとどめだったんです。
今ではオリンピックは膨大な利益を産むスポーツ産業と大化けしました。施設の建設、競技の運営、借金の仕方などをギリシャに教えて甘いしゅるを吸ったのはヨーロッパ先進諸国です。ドイツは一番儲けたでしょう、なぜなら一番のお金持ちですし、財務状況も一番良い国ですから。金融体制がしっかりしています。ドイツに乗かって北欧の国が融資したのです。ギリシャ債務の棒引きをしたら一番困る国はこういった国です。
ヨーロッパのラテン系とそれ以外の国の争いは歴史的に激しいものがあります。中国、日本、朝鮮のレベルではないです。そいった国がユーロ紙幣という紙切れで仲良くしていこうねといっても、無理ですよ。フランスとドイツは常に国境を挟んで対峙しているのですよ。確かに、同じ資本主義国家ではありますが、異質な国です。フランスは現在「最低給料給与保障制度」がありますし、働き手は手厚く保護されています。それだけに企業が社員の社会保障をかなり分担します。これは法律で細かく規定されています。労働者が非常に強い立場にいます。かの伝説の大統領ドゴールが社会主義者でした。今もフランスは基本的なスタンスは社会主義です。国営産業がたくさんありますよ。反官半民の会社もおおいです。富が少数の人達にいかないようにしています。ドイツは全く違います。自由主義経済を標榜し、戦後成長してきました。堅実な国民性をもっているだけにすべてが手堅いです。パリのセーヌ河畔を歩いて見て下さい、昼間から多くの若い人たちがごろごろ寝そべっていますよ。キスしては抱き合ったりしてのどかで平和です。だが治安は悪いから「フランス人をみたら泥棒と思え」と言われるくらいの治安の悪さです。また両国間でいさかいが起きれば、またドイツが勝つでしょう。
目標を掲げてそれに邁進しするのがお得意のドイツ人。かたや、芸術、ワイン、踊り、劇、オペラといった自由な創造性のパーフォーマンスが得意なフランス人。水と油のように混ぜ合わせることは容易ではありません。併せて仲良くやるのが一番いいでしょうけれど。今後ギリシャはどうなるのでしょうか?借金は返せないでしょうから、棒引きを狙ってくるでしょう。チプラス首相は共産主義者だそうですが社会主義者というべきでしょう。若いのに優秀ですね。今の日本にもああいったファイトをもった政治家が必要です。
日本はお金持ちだし、産業も熟成しているし、貯蓄もあります、アメリカの国債はどっちゃり持っています。オリンピックも開催できる国です。国家の借金が膨大だから財政破綻の危機が來るといわれていますが、ギリシャとは違いますよ。国民のお金を無駄遣いしている公務員はとっちめなくてはいけないですが、我が国は他国に土下座する必要はありません。借金はありますが、まだ自尊心と国家としての矜持を保つことができています。
例で言いますと、日本はお家を建てたいけれど、今は現金を使いたくないお金持ちが、自分の銀行貯金を元手に銀行から金利を払いながら融資を受けているのと同じです。日本はたくさんある国民の貯金を担保にジャブジャブとお金を使い、道路、橋、河川、森林、公園、テーマパーク、港、退職後の再就職口など作ったんです。財務担当の公務員は預貯金といっても自分のお金ではありませんから「ずぼらで無責任な運用になってすみませんでした」、これで終わってしまったのがあの金融バブル崩壊です。
現在の若い日本人はまだ地獄を知りません。戦後のあの悲惨な生活を知りません。まだお金もち気分が続いています。高校生がブランド製品を身につけていますからね。スマホを半数が携帯しています。給与が上がらないから苦しいという人もおおいでしょうけれど、日本は自由経済の国です。やる気があればのし上がれます。受け身にならずに、攻めの気持ちを持つのが今の日本人に必要なものですよ。いい大人の男が電車の中でスマホに夢中検索の光景は悲しいです。よほど楽しいのか、暇なのか、それともとても有益なものなのか?スマホも積極的な利用はいいでしょう。しかし、時にはスマホの検索をやめて顎を上げて、背筋を伸ばして、力強く歩きましょう。そうすればおのずと名案が浮かんできますよ。

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露見した朝日のでたらめ

社会一般 2014.08.09 Saturday msophia

朝日新聞が従軍慰安婦の記事に関して吉田証言なるものを「虚偽」と訂正したが、従軍慰安婦じたいの存在に関しては否定していない。かの吉田証言が従軍慰安婦論の根拠であることは衆目の一致するところであるが、従軍慰安婦の概念否定をしようとしない、大新聞朝日は何をおもうのか。
朝日の戦後の傾向は進歩主義を標榜し、マスコミの中核との自尊心は強く、他新聞を圧倒する優秀な記者を抱えていた。かの有名な天声人語の深代淳郎氏などは、評論家を圧倒するほどの文筆家であったし、彼が書いた天声人語は受験の素材として活用されていたほどの評価が高いいものだった。
朝日ジャーナルも今から思えばまさに当時の進歩主義者の思想を世に問う雑誌であり、内容は高度なものを含み、作者たちの思想に共鳴した若者も多かった。私が大学生の頃は、朝日ジャーナルを小脇に抱えて電車にのり、車内で読むのが「インテリの証」とさえ思われていた。
朝日の社説、文芸評論は内容が優れていたからこそ、読者の賛同をえていたはずだ。私が朝日を読まなくなったのは
大学闘争時代の朝日がとった学生を扇動したときの、偏向的な記事が引き金であった。朝日は大学立法で学生運動が沈静化させられると、扇動記事を書きまくった自分のことは置き去りにして、新しいマスコミ新聞に生まれ変わってしまった。
マスコミの理論形成の中核的位置は逃したくなかったから、そうなるのも理解はできる。だが、朝日新聞も人間集合の企業体であり、法的には法人であり、一人間と何も変わらないいものである。過ちを犯せば過ちを償わなくてはいけない。今からもずっと生きていこうとする法人が過ちを犯したら、法人解体をしない限り死なないのだからこそ、明確に自己批判を済ませなくてはいけない。大学闘争時代に自己批判、アイデンティティ、大学改革、発展的理論形成、旧体制打破といったあふれるほどの革新的な言葉で学生を刺激した朝日は自己批判もせずに、普通の新聞に変貌を遂げたかっただけか。自己批判もしなかったからこそ、自社社員が狙撃されたかの忌まわしい事件を忘れたのか。
甲子園野球は朝日のバックアップで行われるが、今回は中止すべきである。さもなくば、社主が甲子園で祝辞をする際に「今までの朝日の無責任報道に謝辞をするべきである」。
朝日の中核たる編集社員は即刻辞表を出して辞めるのが当然であろう。朝日はとっくに終わってしまっていた見かけだけはでかい、中身がないマスコミ新聞に成り下がっていたことを痛感しているのは、社員のはずだ。朝日再生は極めて困難を極めるはずである。
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カメラの前で謝る慣習はいつから始まったのか

社会一般 2014.07.10 Thursday msophia

はるかかなたの海上にある台風の進路はいまだ決定もしない2日も前から、休校としてしまう昨今の教育機関は異様

である。結局のところ台風の勢力は弱まり、たとえ上陸しても福岡県に大きな被害がないようであるが、休校は既定

の事実としてすますのだろうか。

今日の夕方食事をした食堂のおかみさんも私と同じ意見だった。彼女が言うには「先生達がやすみたいんですよ。」

先生達も雑事が多くて勉強指導だけしておけば済むわけではないらしい昨今の教育事情からすると、恵みの台風なの

かもしれない。子供にも少しは大風の威力を体験させておくのも有意義なことだろうが、今の教育行政は、事故でも

発生した際の責任追及への恐怖感と嫌悪感がすさまじく焼き付らけれているようだ。

教育行政のこういった石橋をたたいて渡るがごとき対応の元凶は、マスコミの吊し上げに対する恐怖感が根強いのか


日本のマスコミは自分だけ言いたい放題の立場にあることをいいことに、テレビカメラの前でかなりの年齢の人た

ちが若い記者の前で頭を下げさせるあのお詫びのシーンはいつから慣例化したのだろうか。お詫びと称して、記者に

むかって頭を下げれば、記者は実に痛快であろう。時には土下座までもする人たちがいるが、やりすぎではないだろ

うか。私の同窓生がある公立病院の副院長をしていたとき、「自分の仕事は病院で失態がある際のお詫び担当です」

と、笑って言っていたが、学校では教頭先生がその役回りとなるのだろう。私の親友が一部上場の大企業の社長への

誘いを断って退職した時の言いぐさが「テレビの前で土下座はしたくないよ」だった。

日本人は人前での侮辱的な行為を嫌うからこそ、テレビの前で頭を下げさせるというのは、大なる効果があるのだろ

うが、あまりにも日本的な陰湿さをもった行為ではなかろうか。欧米人は自分が犯罪をおかしても謝らないという程

自分の行動に自信を持っているという。これも少々行き過ぎたところはあるが、謝りすぎの日本人としては少しは見

習うべきところはあるあるだろう。

ガラの悪い都議会議員、経費を流用するために議員になったのではないかと思える議員を公の前に炙り出すのは、マ

スコミのいい側面であるが、ほどほどにしておかないと、今度は自分たちに矛先が向かってくるのをマスコミは忘れ

てはいけない。批判の矛先は収める時期も考慮すべきである。売らんかなの気持ちが強すぎるとやりすぎと批判され

る。

最近大企業の社長のなり手がいなくなっているというのもここらあたりの事情が影響しているようだ。台風の話題か

らまったく違う方向へ進路が変わってしまった。気象庁は結果的に予測が外れたとしても、謝る必要はない。初めか

ら天気予報は外れてもほとんどのひとはきにしないから。受験の世界でもまだ不合格になったからといって、受験生

の親から「高い月謝ばかりとって謝ってください」といった要求は私の塾では未だないのは、受験の合格は最終的に

は自らの力でつかみ取るものという意識が当事者に強いからだろう。

今年の久留米大学医学部受験の当日に、私の塾に私の見知らぬ受験生の母親から電話があり、「佐賀医学部を目指す

息子が市内の某医学予備校に1年通っているのですが、毎月数十万円の月謝を払い、1月になって国立の指導はでき

ないと言い出して、指導を途中でやめられてしまった。どうしたらいいのでしょう」と言われたが、なんとも答えよ

うがなく電話を切った。これもお詫びするに相当するものかどうかの言質を、私からとりたい思いがあの母親にあっ

たのかもしれない。昨今の世の中は難しくなったと思う。



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