ジェームズボンドの子育て法

躾と歴史 2011.10.07 Friday msophia

『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンド役で一躍有名となったスコットランドの俳優、ショーン・コネリー。俳優やプロデューサーとして数々の成功を収めたショーンには、世界的な知名度を得るまでには長い下積み時代があったそうだ。そんな自身の経験から、親の七光りで俳優として有名になった息子のジェイソン・コネリーにも下積みを経験して欲しいと望んでいる。ショーンはジェイソンに1日でも早くひとり立ちしてもらうため、金銭面では一切援助しないと決め、財産分与も否定。ちなみにショーンが下積み時代にしたいちばん最初の仕事が牛乳配達! その他にもトラックの運転手や労働者、美術モデルなどをして生活費を稼いでいたそうだ。果たしてショーンの息子は父親の助けなしで俳優として生きていけるのだろうか?

アメリカでは子供の自立をできる限り早くさせるそうである。イギリスはアメリカほどの早期自立を子供に助長しないと思っていたが、あの大物俳優はさもあらずということか。私の知り合いのイギリス人はロンドン大学博士課程を卒業して後に日本にやってきたが、日本到着時は無職徒労であった。英会話学校で人脈を広げ、河合塾の英語コンサルタントになったおかげで食えるようになったそうだ。憧れの大和撫子と結婚して一児をもうけたのち、イギリスへ帰国した。博士課程をでていても職がないから日本で武者修行していたのであろう。


彼の子育てぶりで感心したことが、男児のためにサッカーゲーム盤を父親が手作りしたことであった。そういうものは日本人は店に行って直ぐに購入して終わってしまう玩具とみているんです。彼自身が、父親にサッカー盤を作ってもらったそうで、子供のために自分がつくるのは当然と納得していました。全て手作りですので子供にとっては一生の思い出になりますね。恥ずかしながら、私は手つくりの玩具を子供に作ってあげた経験はありません。これがイギリス流のコミュニケイションというものでしょうか。日本人は忘れてしまっていますよね。コミュニケイションは意思疎通ということですが、確かに喋らずともかなえられます。心のつながりを確保する手段でしょう。


ジェームスボンドも子供には一切仕送りはしないという手法をとって子供を自立させようとしているのでしょうし、それが彼の子供とのコミュニケイションなんでしょう。親爺は黙って背中で子供に生き様を教えるというのもコミュニケイションの一つでしょう。何かを子供につたえようとする意志が親にあれば子供はそのサインに気づくのです。別段、海外旅行を通して親子のコミュニケイションを諮る必要はないですよ。ささやかな日常のやりとりを通して子供とコミュニケイションをすれば、親子は上手くいくものです。


ちなみに、007の第一作だったでしょうか、GOLD FINGERというタイトルがつかわれましたね。あの言葉の意味は「麻薬」ですよ。1960年代のスラングです。GOLD DIGGERというのは知ってますか?面白いいみです。辞書には載っています。



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